2017/05/10

津液不足と痰飲

 

津液の異常として現れる病態には2つあります。

 

Unknown

 

①津液の不足

この場合は通常であれば、水を摂取することで解決できます。その場合はさほど問題ではありません。しかし、単に水を摂取しただけでは治らない場合もあります。それは津液が不足してしまう根本的な原因を体に持っている場合です。

 

例えば、体に熱を持っていて水分を摂取しても熱ですぐに水を消耗してしまうのであれば、水分摂取だけでなく熱を冷ます治療をほどこさなければなりません。

Ex)白虎湯(びゃっことう)などを使用。

 

もしくは体の水分バランスが崩れて、上部に水がめぐっておらず、水分不足により喉が渇いているけど、下部では水が過剰になっており、体全体で見た場合は水分量は多くないという場合もあります。この時は体の水のバランスを整える必要があります。

Ex)五苓散(ごれいさん)などを使用

 

②津液の停滞(痰飲)

もう一つの病態として水分代謝が悪くて停滞してしまったものです。これを痰飲(たんいん)と呼びます。わかりやすいもので、痰が喉に絡む、とか、肺にあると喘息になったり、鼻であれば鼻水、胃に溜まった場合は嘔吐、経絡に溜まったら痛みやしびれなどを引き起こします。肌や皮膚に溢れ出すとむくみとなります。

 

津液が停滞しないためにも、体を温めたり運動を定期的に行うことで水分代謝を高めることと、食事の不摂生に気をつけることが大切になります。

 

◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
漢方薬局 Basic Space
http://www.kampo-basicspace.com/
住所:〒181-0012 東京都三鷹市
上連雀4-1-11 1F
TEL:0422-26-9068
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇