2019/04/23

声がれ、声が詰まるといった発生トラブルの漢方治療

 

以前いらっしゃった患者さんで、

「話している途中で声が詰まってしまう、

声がれがして困る。」

 

病院ではのどのポリープはなく異常はないので、

漢方治療でできないかと相談を受けました。

 

 

 

患者さんはまだ30代であり、

日常生活で大きな声も出しておらず、

手強いなと感じました。

 

 

結果から言うと

治すことはできませんでした。

 

平日と比べて、休日の方が安定している、

もともと発症した時期が

ストレスがかかりすぎていた時期で重なることから

 

半夏厚朴湯や柴胡疏肝湯を使いましたが、

イマイチ。

どうやら芍薬の匂いがダメなようで、

柴胡疏肝湯は飲めませんでした。

 

次に、のどの潤いが足りないという観点から

麦門冬湯を使用しましたが、

これも多少のどが潤う程度でイマイチ。

 

 

ここで一度治療を終了する。

 

なにが良かったのか、、、

わからぬままであったが、

 

『フケ声がいやなら「声筋」を鍛えなさい(晶文社)』

 

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という本を見つけて、

ヒントはないか読んでみました。

 

そこには

「声帯は内筋、側筋、横筋の働きによって閉じて

気道を安全に閉鎖する」

とありました。

 

声帯がしっかりと閉じることによって

声を出したり、食べ物が肺に入って

誤嚥性肺炎になったりするのを防ぐことができます。

 

 

この筋肉の衰えこそ、

声がれや声詰まりの原因だと考えるとするならば、

漢方薬治療より、

本に書かれていたトレーニングをしたり、

ボイトレなどを行った方が効率が良いような気もする。

 

漢方でできるのは、

声帯周りの筋肉を和らげることくらいだろうか。

 

それには芍薬甘草湯であろう。

加えてのどの乾燥があれば+麦門冬湯といったところか。

 

今回は芍薬がダメであったので、

今度は試してみようと思う。

 

 

 

 

 

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