2019/02/06

ストレス性の下痢と腹痛の漢方薬治療 症例

 

30代  女性


主訴:下痢+腹痛

 

小さい頃から、ちょっとしたストレスでお腹をこわしやすい。

食も細くて、食べ過ぎてしまうとすぐにお腹を壊す。

病院で薬を色々試してみると、

啓脾湯(けいひとう)が合っており、服用中。

お腹が痛くなったり、出掛ける前に服用すると、

効く場合があり、重宝している。

舌質淡紅、薄白

 

処方:桂枝加芍薬湯

 

服用して1〜2週間くらいしてから、

啓脾湯を服用する回数が減少し始める。

3〜4ヶ月服用する頃には、

ほぼ啓脾湯を服用しなくなる。


考察

 

啓脾湯は四君子湯がベースとなっており、

脾虚の下痢や食欲不振に有効である。

しかし、腹痛という点を考えると効果は今ひとつである。

 

下痢をして腹痛が生じる際には、

腸が活発に動きはするが、

腸がギュッと絞られる。

 

この時に腸の動きを整えて、

痛みを和らげるのが、

桂枝加芍薬湯である。

 

過敏性腸症候群やストレスが原因となって発症する

腹痛や下痢に奏功する。

 

桂枝加芍薬湯を服用する事で、

ストレスによる腸の動きの乱れが改善され、

腹痛や下痢が治ったのだと考えられる。

 

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