2018/12/26

朱丹渓(しゅたんけい)について

 

朱丹渓(しゅたんけい)には門人がいた。

王履(おうり)と戴元礼(たいげんれい)である。

虞博(ぐはく)や王綸(おうりん)らも朱丹渓学説を支持していた。

 

朱丹渓の有名な学説には

『格致余論』「陽は常に余りあり、陰は常に不足する」

があり、治療は「滋陰降火」法と呼ばれた。

 

この学説は元々、燥剤の薬物による弊害を危惧するものであった。

しかし、この学説が一人歩きをして、

陰虚でないものに対しても、滋陰を施すような誤解が生まれてしまった。

 

そこで汪機(おうき)は『営衛論』で、

「陽に余りあり陰は不足する」という説は先天的なものであると説明をした。

つまり、過労や房労などで、過剰な陰の損傷をしないように戒めているものであるとした。

 

 

参考資料

・『中医臨床』 通巻146号(東洋学術出版社)

 

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