2018/09/12

生理前の便秘と下痢!漢方ではどう考えるの?

 

生理前になると便秘になりやすい人もいますが、

下痢になってしまう人もいます。

 

生理前は胃腸の働きがおかしくなりやすいものです。

 

Unknown

 

それはなんでなのか・・・・?

 

生理前の便秘と下痢について、漢方的な解釈で説明します。

 

まずは「生理になると体の中で何が起こるか?」

について見ていきます。

 

生理になると大量の血が子宮に集められます(子供が生まれるための準備として)。

 

その血はどこから供給されるのか?

 

答えは肝臓からです。

 

肝臓には2つの機能があります。

 

その一つが「血を貯蔵して適切に全身に分配する」働きです。

 

血は子宮だけでなく、髪の毛や肌、爪、筋肉を栄養して、

潤いとツヤを出してくれます。

 

肝臓は血がちゃんと行き届くように、

分配して全身に送り届けます。

 

生理前になると、分配量が変わって、

肝臓から子宮に多量の血が送られます。

 

逆に言うと、肝臓に貯蔵されている血の量は普段より不足してしまいます。

 

<生理前>

*肝臓の血量子宮の血量

 

ここで、肝臓のもう一つ大事な働きが

「気の巡りをコントロールする」です。

 

気って・・・

なんだか怪しい話になってきそうですが、、、笑

 

この気というのは

体を動かすエネルギーのことです。

 

重いものをもったり、走ったりなんてのは、

漢方では気の体を動かすエネルギーの働きだと考えます。

 

逆に気がなくなってしまうと、人は死を迎えるということです。

 

話がそれましたが、、、

では「気の巡り」とは一体なんなんでしょうか?

 

気が巡るとは、

エネルギー(気)が全身を駆け回ることで、

巡ったところはエネルギーを得て、

正常に機能します。

 

つまり、気が適切な量とスピード

で胃腸を巡ると、

胃腸が正常に動きます。

 

しかし、気の巡りが悪くなり、

過剰な量の気が胃腸にくると、

腸の活動が亢進されて下痢や腹痛になります。

 

逆に供給される気の量が少ないと、

腸の動きが鈍って便秘になります。

 

つまり、肝臓の働きで気の巡りがコントロールされていると、

胃腸が正常に機能して、便通が安定します。

 

ただし、これは肝臓が適切に機能している場合だけです。

肝臓が正常に機能しなくなる場合には2つあります。

 

①ストレス

 肝臓はストレスに弱く、ストレスがかかると肝臓の機能は低下します。

 結果、気の巡りが悪くなり便通異常が生じます。

 

②生理前

「肝臓の血量子宮の血量

となりますね。

 

肝臓に蓄えられた血が少なくなると、

肝臓はパワーを失います。

 

すると、本来の肝臓の働きである「気の巡りをコントロールする」

が機能しなくなります。

(気の暴走!)

 

そうするとどうなるか?

 

1)過剰な気が胃腸を襲うと下痢

2)気が胃腸に供給されないと便秘

ですので、生理前に便秘や下痢になりやすい方は、

肝臓の働きを整えて、気の巡りをよくしてあげる必要があります。

 

漢方薬には肝臓の働きを改善して、

気の巡りをよくするものがあります。

 

気になる方は一度ご相談ください!

 

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