2018/07/13

しもやけ(凍瘡)の漢方予防と漢方治療法

今回はしもやけの漢方治療についてご紹介します。

 

最近では暖房や防寒具が発達したので、

冬〜春先にかけてしもやけになる方も少なくなってきています。

 

恥ずかしい話、私は去年初めてしもやけになりました。

あの痛がゆさはとても不快です。

 

しもやけ(凍瘡)については過去の記事を参照ください。

凍瘡は漢方ではどう考えるの?

 

今回はしもやけの漢方治療について説明します。

しもやけは寒暖差による血流障害によって生じます。

 

手足末端は血管が細く、しもやけが起こりやすい部位です。

暖かい場所で手足から発汗して、そのまま寒い場所にいくことで

急激に冷やされて血流障害が起こります。

 

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暖かい場所では靴下を脱いで、汗を拭き取ることも大切です。

 

初期の足先が冷たいだけの状態の時、

この時はきちんと血流を改善しながら温める漢方薬を使います。

これには当帰四逆湯(とうきしぎゃくとう)が有効です。

これは別名カイロ湯とも言われており、

服用することで、カイロを張ったような温かさをもたらしてくれます。

 

なので、これから冷える場所に行くとか、

長時間外にいなければいけないとかの時には、

数時間おきに温かいお湯で服用しておくと予防になります。

 

このしもやけが一段進んで、赤黒く痛痒い状態でほてりを生じてきたら、

薬を変えないといけません。

熱さを伴ってくるのは熱が生じているからです。

そのため、血の熱を取り除く漢方薬三物黄芩湯(さんもつおうごんとう)を服用します。

 

これで、血流が改善されながら、患部に生じた熱を取り除き、

しもやけを治療することができます。

 

血管の収縮や拡張で冷えと熱が交互に起きるのがしもやけの特徴です。

冷え対策をしてしもやけにならないように予防して、なってしまったら素早く治療しましょう。

 

 

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