2018/05/10

漢方薬の飲み合わせは大丈夫なの?

 

漢方薬の飲み合わせ、例えば病院で出される西洋薬、漢方薬同士の飲み合わせについてご説明します。

 

その前に飲み合わせが問題となってしまうのはどんな時なのでしょうか。

それには2つのケースが考えられます。

①それぞれの薬剤が効果を打ち消しあってしまう

②それぞれの薬剤の成分が重複して血中濃度が高くなってしまう

 

漢方薬は複数の生薬が含まれており、さらに1つの生薬の中には実に沢山の成分が含まれています。

そのため、漢方薬に含有されている成分の全てを把握することは非常に難しいです。

①のように作用を打ち消し合うケースというのは正直わからないです。

それは漢方薬の多様性により、その多様性故全てを把握することは非常に難儀であります。

今までの経験ではあまり考えられないと言えます(曖昧な表現で申し訳ありません・・・)。

 

②の作用の重複についても同じく、全ては把握出来かねますが、漢方薬の併用の場合には、同じ生薬が重複していないか確認することで、過量投与を把握する事が出来ます。

 

漢方薬と西洋薬の飲み合わせについては基本的には問題ありません。

ただ、一部の製剤(グリチルリチン製剤等)は生薬の甘草にも含有されているため、作用が重複してしまうので注意が必要です。他にも麻黄に含まれているエフェドリンは風邪薬にも含まれているので、作用が重複します。

他には大黄とセンノシド製剤も成分が重複しますので、注意が必要です。

 

漢方薬同士の併用ですが、病院などではよくある事ですので、基本的にはチェックがされていると思います。

ですが、当店では漢方薬の併用はあまりオススメしておりません。どうしても必要な場合にはやむなく併用をしますが、基本的には一つの漢方薬を用います。

 

様々な症状のお悩みがあると思いますが、一度に全てを治そうとすると主要の症状がぼやけてしまい、どの症状に対しても中途半端な治療になってしまいます。

どの病態に焦点を当てて治療をしていくかを絞った上で、一つ一つ治療をしていくほうが結果的に早い場合もあります。

 

漢方エキス製剤を併用する時は個々の生薬に目を向けにくいですが、漢方の煎じ薬を使用する場合には一つ一つ生薬の量を確認してから作成するので、過剰投与を未然に防ぐ事ができます。

 

長くなってしまいましたが、漢方薬と西洋薬の場合は一部の成分で重複が見られるので注意が必要です。

漢方薬同士の場合には同じ生薬が重複している場合には注意が必要です。

ただ、全ての生薬が被ってしまってはいけないわけではないので、個々についてはその都度、医師や薬剤師に確認下さい。当店にいらっしゃる方には、飲み合わせのチェックもいたしますので、ご安心ください。

 

 

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