2017/12/10

漢方薬を扱うのに必要な資格とは?

 

漢方薬に興味がある。

漢方薬を買いたい。

漢方薬局を開きたい。

漢方薬を扱いたい。

 

 

消費者として漢方薬を求めるのであれば、

病院に行くかドラッグストア、もしくはネット通販、

我々のような漢方薬局に行けば手に入れることができる。

 

 

反対に漢方薬を扱いたい、販売したいとなった時には、

どのような資格が必要なのだろうか?

知っている範囲で説明しようと思う。

 

 

漢方薬は「薬」であるので、誰でも販売できるわけではない。

漢方薬を扱えるのは医師、薬剤師、登録販売者、薬種商(薬店)

だけである。(薬種商は現在はない)

 

 

医師は処方箋(保険)、自由診療の2つの方法で漢方薬を出すことができる。

馴染みのあるのは処方箋によるものであろう。

保険で出されるのは、エキス顆粒剤になっているものが大半である。

保険で出してもらえるエキス顆粒剤は150種類に限られている。

漢方を専門にしている病院では「煎じ薬」

(生薬を組み合わせてお茶のように煮出す)

を出すところもあります。

しかし、保険で煎じ薬も使用可能な生薬は決まっているので、制限がある。

そこで、保険の制限によらず、自由に処方するために自費で診療する病院もある。

 

薬剤師は調剤薬局で保険処方箋を受けて

患者さんにお薬を提供する他に

ドラッグストアでの漢方薬(既製品)の販売や

私のように漢方薬局を開局して保険によらない漢方薬の販売を行なっている。

 

登録販売者はドラッグストアで一般用医薬品での漢方薬を販売している。

薬剤師と登録販売者もドラッグストアで漢方薬を販売できる。

 

違いは薬剤師は保健所で手続きをすれば、

漢方薬の「煎じ薬」を薬局内で作成して、販売することができることである。

 

 

漢方は西洋医学と理論体系が全く異なっており、

西洋薬に精通しているからといって、

漢方薬も詳しいとは必ずしも言えない。

 

大学での勉強も西洋医学が大半であるので、

それとは別に学ぶ環境が必要である。

漢方薬をきちんと勉強するには、

・自分で勉強

・講習会に参加

・漢方薬局や専門の病院に就職

・中国に渡って勉強するか

・国立北京中医薬大学 日本校 に入り勉強する

 

この中でどれがいいかとはなんとも言えない。

 

なぜなら漢方にはかなりの流派が存在しているからである。

同じ病人を診ても人によって見立てがかなり異なり、

処方も異なる。

結果的に治れば問題ないのではあるが・・・

 

消費者にとってはどうでも良いことであるが、

学ぶ方としては、学ぶ流派によって考え方の基礎ができるので、

合わない考えであると、苦労するかもしれない。

 

私自身がまだというか一生発展し続けなければならないが、

最初の入り口で学んだものから、変化してきている。

なぜなら教科書通りの患者さんには出逢わないからである。

少しずつ自分のカラーが出てくるのかもしれない。

 

話が逸れてしまいましたが、

漢方薬を扱うのには資格が必要であること、

漢方薬は学ぶ場所によって考え方の違いが出てくる。

 

これからも日々学んで患者さんに還元していきます。

 

 

 

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